約1200年前に京都を中心に産声を上げた「着物文化」、「きもの」はいつの時代も日本人とともにあり、その文化の繁栄を支え的た大切な存在です。

日本が過去数百年かけて育み築き上げてきた伝統技術の結晶である「きもの」は、織、染め、刺繍など職人が一枚一枚丁寧に作り上げた「オートクチュール」です。

しかし現在の日本では「きもの」を着用する機会は結婚式や成人式など、特別なセレモニーのみに限られ、「きもの」離れがどんどん進んでいます。どれだけ価値の高い「きもの」であっても、着用されなくなり、放置され、ゴミとして廃棄、処分されるという現実も見受けられます。

わたしたちはその捨てられてしまう「きもの」をもう一度アップサイクルし、命を吹き込み、新しいスタイルで「きもの」を世界中に紹介していきます。

「廃棄せずに生かす活動」の継続により一人でも多くの方が「きもの」に触れる機会を増やし、その美しさと価値に気付く。持続可能な「美の結晶」を守り、次の世代に「着物文化」を継承していきます。